運用経過 2023

2023年の運用結果は、+4,395,459円、運用額は21,076,523円(前年比+31.8%)となり、大幅に資産が増加しました。

この1年間の投資は2022年と同様、積立NISAで「eMAXIS Slim 全世界株式」を毎月33,333円、iDeCoで「楽天・全米株式インデックス」を毎月23,000円。それぞれ購入しました。




あいかわらず世界はきな臭いことが起き続け、ロシアのウクライナ侵攻に続き、イスラエルとパレスチナの戦闘も発生、日本の周辺でも緊張感が高まっている様に思えます。
そして国内でも政治と金の問題など、ろくな1年だったにも関わらず、日米共に株値は大きく上がりしました。毎年の事ながら相場の予想はできないものだと改めて思います。

さて話は変わって、来年は新NISA制度が始まります。
証券会社はじめ、ネット上でも頻繁に取り上げられています。
特に1800万円という非課税枠をいかに使い切るかの話題が多いように思います。
私は今まで通り、つみたて投資枠で「eMAXIS Slim 全世界株式」を毎月33,333円(端数は気持ち悪いのでキリのいい額にはするかも)購入を続けようと思います。

1800万円が非課税になるのは確かに魅力的ではありますが、あくまでそれは運用益が出た場合の話。損をする可能性もあるわけで、その場合は非課税もへったくれもありません。非課税枠を使い切る事に固執して投資額を増やすと、私の預金と収入からではリスクを背負いすぎる事になると考えています。
年間40万円の非課税枠だった積立NISAは、自分の身の丈に合っていたようです。

ただし、新規の投資額はそのままでも、特定口座で保有している成績の良くないアクティブファンドを売却し、新NISAの成長投資枠でeMAXIS Slim 全世界株式に移す事は考えています。保有ファンドの整理をして数を減らしつつ、保有コストを下げていこうと考えています。
こういった事もできる新NISAは確かに便利なのですが、今までのNISAのような制度の不便さによるブレーキ役が消え、つい余計な事もしてしまいそうです。振り回されないよう気をつけねばなりません。

気をつけるといえばもう一つ、最近SNSでは株のインデックスファンドはローリスクという意見があります。極端なのになるとオルカンは「貯金」という声もあります。
個人的に、インデックス型でも、分散投資でも、積立てていても「株」というものは「ハイリスク」だと思っています。ましてやレバナスなどはハイリスクすぎて自分の将来の資産形成に組み込めるものではありません。しかし今はこれぐらいのリスクが普通だといわんばかりの風潮です。
こういう価値観がでてくるのも、この10年間、株価(主に米株)がほぼ右肩あがりで上がり続け、短期的に暴落しても数か月で立ち直っているからだと思います。
そんなリスクマネジメントで大丈夫か? ネタだといいんですが他人事ながら心配です。

余談はさておき
私も40代半ばを迎え、長かった積立投資の旅も折り返しを超えました。
先の事はわかりませんが、これからも淡々と積立を続けたいと思います。

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