投稿

3月, 2020の投稿を表示しています

積立て額を増額

前投稿 に「暴落時は積立額を増やす事も選択肢」と書いたが、NYダウがついに高値から-25%を超えて下落し、さっそく積立額を増やすか否かの選択をする事になった。 結果から記すると額を増やす事にしたのだが、悩んだのは「いくら増やすのか」である。理想的に倍は増やしたいと考えていた。現在の月の積立額は積立NISAが33,333円、iDeCoが23,000円なので、これにプラス月56,333円を積立てるという事になる。 しかしながら、この積立額では私の資産の現金比率からして無理があると判断した。リスク資産の割合が高くなり過ぎてしまうのだ。 今回の暴落がどの程度続くのか分からない、数年と長引く可能性もある。増額して積立てても、すぐ息切れする事になってはいけない。あくまで取れるリスクの範囲内での増額である。 という事で前置きが長くなったが、月30,000円を新たに積立てる事にした。 次は「どのファンドに投資するか」である。 今、積立てているファンドでもよかったのだが、今回は「農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね」を選択した。 このファンドは米国株に投資するアクティブファンドである。ファンドが誕生して間もない事と分配金を出しているのがマイナスポイントだが、過去の運用成績や月レポートの内容は素晴らしく、以前より注目していた。 買付は月頭と月半の2回に分ける事にした。相場が乱高下している時は、毎日積立てでも良いのだが、それをすると取引履歴が大変な事になるのである…。 リーマンショックが今でも顧みられる様に、今回のコロナショックも将来何度も「あの時~」と振り返る事になるはずである。その時、今回の行動を将来の自分はどう思うのだろうか。

運用経過(2020.2)

イメージ
新型コロナウィルスの影響により株価が急落し、運用資産も大きく減少した。 しばらく株価は上がり続けて「そろそろ何か起こるやも」と思ってはいたが、まさか新型ウィルスによるものとは…つくづく先は予想できないものだと改めて思う。 このような急落は、長く資産運用をしているとたびたび起こるもので、市場はしばらく荒れ模様となり乱高下を繰り返しながら次第に落ち着いていく。長期投資においては、あわてる必要はなく今まで通り積立を続けるだけだ。 もし、今回の急落で慌てたり不安に苛まれるとしたら、リスクを取り過ぎていたと思われる。投資状況を見直すべきだろう。債権比率を上げる、投資額を減らすなどが考えられる。2019年は適温相場で株価は上がり続け、いつの間にか株式の投資比率が上がっていた人もいたかと思う。リバランスは定期的に行っていくべきである。 ちなみに、一部メディアは「暴落」と煽っているが、株指数において10%程度の下落は暴落にならない。元々「株」はその程度の範囲での値動きはするものである。個人的には短期間のうちに25%程度下落したら「暴落」と表現していいのではと思っている。 さて、先に「今まで通り積立を続けるだけ」と書いたが、あくまで「急落」時における考えである。「暴落」となってくれば、積立額を増やす事も選択肢として考えている。 長期投資は短期で利益を追求する必要がなく、10年20年後にまとまった資産を形成する事が目的なので、こういった選択も可能なのである。 今月の投資 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 33,333円(積立NISA) 楽天全米株式インデックスファンド 23,000円(iDeCo)