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つみたてNISAのひふみプラスを売却

つみたてNISA口座で保有していた「ひふみプラス」を全売却し、NISAつみたて投資枠で「eMAXIS Slim全世界株式」(以下オルカン)に乗り換えた。 以前より進めている保有コストと管理コストの軽減化の一環ある。 ひふみプラスは昨今の成績が振るわず、昨年も特定口座の保有分は売却したのだが、その時はNISA口座で保有している分には手を付けてなかった。 しかし、昨年の運用成績も冴えず、同じ時期に積み立てていた楽天VTと運用成績に大きな差がついており、今回整理対象となった。 売却で得た資金は約50万円、うち運用益は約17万円だった。NISAなので非課税となり目減りする事なく乗り換える事ができた。 本来、20年間非課税で運用できるつみたてNISAを売却するのはもったいないが、運用成績が優れないファンドを長期保有する事は、非課税枠の有効利用よりもデメリットの方が大きいと考えた。

運用経過 2024

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2024年の運用結果は+5,223,026円、運用総額は27,022,083円(前年比+28.2%)となりました。夏に株価の急落がありましたが、終わってみれば2023年に引き続き資産が大幅に増加しました。 2024年に行った追加投資は以下の通りです。 ・NISAつみたて枠  「eMAXIS Slim 全世界株式」401,833円 ・iDeCo  「楽天・プラス・オールカントリー株式」276,000円 ・特定口座  「セゾン・グローバルバランス」44,700円(ポイント投資) また以前投稿した通り、2024年はファンドの引越しを行いました。 特定口座で保有していた「農林中金 おおぶね」「ひふみプラス」を全て解約、「セゾン資産形成の達人」の一部を解約し、NISA成長枠で「eMAXIS Slim 全世界株式」を240万円分購入しました。 さらにiDeCoで2023年まで積み立てていた「楽天全米株式インデックス」の全てを「楽天・プラス・オールカントリー株式」へとスイッチングしました。 ほったらかしが信条の私ですが、新NISAのスタートや低コストファンドの誕生で、そこそこ資産を動かした1年だったと思います。 今年の投資ですが、これまで同様「eMAXIS Slim 全世界株式」をNISAつみたて枠で積立、「セゾン資産形成の達人」を売却し、NISA成長枠で「eMAXIS Slim 全世界株式」を240万円分一括購入するつもりです。 今年の株価がどうなるかわかりませんが、一喜一憂せず、どっしり構えていきたいと思います。

続 特定口座→NISA成長枠への乗り換え

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先月に引き続き、非課税枠の有効利用と保有コストとファンド数の整理の為、特定口座のファンドを一部解約し、新NISA成長枠で「eMAXIS Slim 全世界株式」へと乗り換えた。 今回解約したのは「セゾン資産形成の達人ファンド」。これは2007~2016年にかけて積み立て投資を行い、2024年現在も保有しているファンドである。 累計投資額は1,320,000円。ありがたい事に去年末の時点で450万円以上の含み益が出ている。しっかりと利益を出してもらえ、長年連れ添った愛着あるファンドだが、上記理由により210万円分解約した。 解約するにあたりずいぶん悩んだ。大きな含み益がある分、売却時の税金も大きく、なにより長年積み立てた愛着が後ろ髪を引いた。 自身の年齢的にNISAへ乗り換えた方が有利な可能性が大きいとは思っても、自分でコツコツ積み上げたものを自分でバラバラにするはしんどかった。約定に至るまで売却注文を3回出して内2回キャンセルする始末…最終的に、 投資信託クリニックのカン・チュンドさんの 特定口座→NISA口座への乗り換えは、今までの投資がリセットされるようで悲しく(なかなか)踏み切れません 先月亡くなられた山崎 元さんの 新NISA「やってはいけないこと」「すべきこと」最後の総点検 この2本の記事に何度も背中を押してもらい、今年のNISA成長枠240万円を使い切った。引っ越しの続きはまた来年の予定である。

特定口座の一部ファンドを売却し、NISA成長枠へ

表題の通り、特定口座で保有していた「ひふみプラス」「農林中金おおぶね」を全て売却し、 NISA成長枠で「eMAXIS Slim 全世界株式」を購入した。 非課税枠を利用して資産形成により利するようにするほか、保有ファンドの数を減らし管理しやすいようにすること、また低コストのファンドへの乗り換えにより保有コストの軽減も図っている。 売却したこれらのファンドはアクティブ運用であったが、「ひふみプラス」の運用成績は、この数年間インデックスファンドに大きく劣っていた。 保有銘柄が300を超えた時期もあり年々魅力を感じなくなっていた。去年より創設者のひとり藤野氏が総責任者に戻りファンドの立て直しを行っているが、遅きに失した感がある。 とはいえ、「ひふみプラス」は積立NISAでは依然保有しているので、今後の改善に期待するところではある。 「農林中金おおぶね」は元々、コロナショックによる株価暴落時に積立額を増加させた際に購入を始めたものであったが、思いのほか暴落した株価が早くに回復したため、あまり積立られずそのままとなっていたものである。 こちらも直近ではインデックスファンドに成績は劣っていたものの集中投資を行っており、何でもかんでも上がっていく相場の中での劣化は致し方ないと考えている。 上がり下がりの相場や下落局面では魅力を発揮すると思うが、いかんせん保有額が少なすぎ、今回の整理対象となった。 他にも特定口座で保有してるファンドはあるのだが、とりあえず今回の整理はここまでとして、しばらくはこれまで通りの積立計画ですすめるつもりだ。 メディアやSNSでは新NISA攻略などの記事をよく目にするが流されないようにしたい。

運用経過 2023

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2023年の運用結果は、+4,395,459円、運用額は21,076,523円(前年比+31.8%)となり、大幅に資産が増加しました。 この1年間の投資は2022年と同様、積立NISAで「eMAXIS Slim 全世界株式」を毎月33,333円、iDeCoで「楽天・全米株式インデックス」を毎月23,000円。それぞれ購入しました。 あいかわらず世界はきな臭いことが起き続け、ロシアのウクライナ侵攻に続き、イスラエルとパレスチナの戦闘も発生、日本の周辺でも緊張感が高まっている様に思えます。 そして国内でも政治と金の問題など、ろくな1年だったにも関わらず、日米共に株値は大きく上がりしました。毎年の事ながら相場の予想はできないものだと改めて思います。 さて話は変わって、来年は新NISA制度が始まります。 証券会社はじめ、ネット上でも頻繁に取り上げられています。 特に1800万円という非課税枠をいかに使い切るかの話題が多いように思います。 私は今まで通り、つみたて投資枠で「eMAXIS Slim 全世界株式」を毎月33,333円(端数は気持ち悪いのでキリのいい額にはするかも)購入を続けようと思います。 1800万円が非課税になるのは確かに魅力的ではありますが、あくまでそれは運用益が出た場合の話。損をする可能性もあるわけで、その場合は非課税もへったくれもありません。非課税枠を使い切る事に固執して投資額を増やすと、私の預金と収入からではリスクを背負いすぎる事になると考えています。 年間40万円の非課税枠だった積立NISAは、自分の身の丈に合っていたようです。 ただし、新規の投資額はそのままでも、特定口座で保有している成績の良くないアクティブファンドを売却し、新NISAの成長投資枠でeMAXIS Slim 全世界株式に移す事は考えています。保有ファンドの整理をして数を減らしつつ、保有コストを下げていこうと考えています。 こういった事もできる新NISAは確かに便利なのですが、今までのNISAのような制度の不便さによるブレーキ役が消え、つい余計な事もしてしまいそうです。振り回されないよう気をつけねばなりません。 気をつけるといえばもう一つ、最近SNSでは株のインデックスファンドはローリスクという意見があります。極端なのになるとオルカンは「貯金」という声もあります。 個人的に、インデック...

運用資産が2000万円到達

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 タイトル通り、運用資産が2000万円に到達しました。 本当は先月、8月1日に到達していたのですがここに記録するのをさぼっていました。 運用資産が1000万円に到達したのが2019年11月、そこから4年、投資信託による資産運用を開始してから16年目にしての到達になります。 積立てた投資額は約870万円、含み益は約1160万円となっています。 もちろんこれは、1000万円到達時と同じく、あくまで含み益、瞬間最大風速のようなものです。 さて1000万円に到達するのに12年かかりました。それが2000万円には4年で到達、ちょっと出来過ぎで怖くもあります。 毎回思うのですが、山高ければ谷深し、いいかげん何か起きそうな気がします。といいますか、世界では色々と起きているのですが、株価はなぜ上がってるのでしょう。私にはとんと解りません。 未来の事もわかりませんが、これまで通り積み立て投資を続けて行きます。 私もいい年になってきました。そろそろ着地のイメージもし始めようとも思います。

セゾン投信、中野会長の更迭報道

ゼゾン投信の中野会長の更迭の報が入ってきた。 報道によると、販路拡大を主張する親会社のクレディセゾン会長との路線対立との事である。 セゾン投信は中野さんが立ち上げた時より、長期積立による資産形成を掲げ、ジワリジワリ着実に育ってきた。 近年には自身は会長となり、次代へのバトンタッチへの体制も整っていたにも関わらず、このような事になったという事は、親会社としてはセゾン投信の利益に満足できていなかったという事だろう。 販路拡大しもっと稼げと言う事だ。 私もセゾン投信のファンドを買える手段が少なく、直売にこだわり過ぎではないかと思ってた。 ネット証券で買えるようにすればいいのにと思ってた。 おそらくではあるが、クレディセゾンの方もそう考えていたのではないだろうか。しかし中野会長は、セゾン投信の理念を理解し、共感した上で購入してほしい、その信念を私の想像より大切にされていたのだろう。気軽に買ってくれるなよ。そうでなければ安定した資金流入、とりわけ下落局面において、狼狽売りに巻き込まれる。そんな考えがあったのではないかと推察する。 今後、セゾン投信はどうなるのだろうか。中野さんの理念は守っていくとの事だが、親会社の意向を無視する事はできない。 なんらかの変化はあるはずだ。 セゾン投信に長期積立による資産形成を知ったひとりとして、設定来からの受益者のひとりとして、今回の件は、自身の資産の心配と共に、中野さんの心中を察する。 「セゾン号」よくレポートで使われているフレーズだ。その長距離列車からこのような形で中野さんが下車する事になるとは残念でならない。