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続 特定口座→NISA成長枠への乗り換え

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先月に引き続き、非課税枠の有効利用と保有コストとファンド数の整理の為、特定口座のファンドを一部解約し、新NISA成長枠で「eMAXIS Slim 全世界株式」へと乗り換えた。 今回解約したのは「セゾン資産形成の達人ファンド」。これは2007~2016年にかけて積み立て投資を行い、2024年現在も保有しているファンドである。 累計投資額は1,320,000円。ありがたい事に去年末の時点で450万円以上の含み益が出ている。しっかりと利益を出してもらえ、長年連れ添った愛着あるファンドだが、上記理由により210万円分解約した。 解約するにあたりずいぶん悩んだ。大きな含み益がある分、売却時の税金も大きく、なにより長年積み立てた愛着が後ろ髪を引いた。 自身の年齢的にNISAへ乗り換えた方が有利な可能性が大きいとは思っても、自分でコツコツ積み上げたものを自分でバラバラにするはしんどかった。約定に至るまで売却注文を3回出して内2回キャンセルする始末…最終的に、 投資信託クリニックのカン・チュンドさんの 特定口座→NISA口座への乗り換えは、今までの投資がリセットされるようで悲しく(なかなか)踏み切れません 先月亡くなられた山崎 元さんの 新NISA「やってはいけないこと」「すべきこと」最後の総点検 この2本の記事に何度も背中を押してもらい、今年のNISA成長枠240万円を使い切った。引っ越しの続きはまた来年の予定である。

特定口座の一部ファンドを売却し、NISA成長枠へ

表題の通り、特定口座で保有していた「ひふみプラス」「農林中金おおぶね」を全て売却し、 NISA成長枠で「eMAXIS Slim 全世界株式」を購入した。 非課税枠を利用して資産形成により利するようにするほか、保有ファンドの数を減らし管理しやすいようにすること、また低コストのファンドへの乗り換えにより保有コストの軽減も図っている。 売却したこれらのファンドはアクティブ運用であったが、「ひふみプラス」の運用成績は、この数年間インデックスファンドに大きく劣っていた。 保有銘柄が300を超えた時期もあり年々魅力を感じなくなっていた。去年より創設者のひとり藤野氏が総責任者に戻りファンドの立て直しを行っているが、遅きに失した感がある。 とはいえ、「ひふみプラス」は積立NISAでは依然保有しているので、今後の改善に期待するところではある。 「農林中金おおぶね」は元々、コロナショックによる株価暴落時に積立額を増加させた際に購入を始めたものであったが、思いのほか暴落した株価が早くに回復したため、あまり積立られずそのままとなっていたものである。 こちらも直近ではインデックスファンドに成績は劣っていたものの集中投資を行っており、何でもかんでも上がっていく相場の中での劣化は致し方ないと考えている。 上がり下がりの相場や下落局面では魅力を発揮すると思うが、いかんせん保有額が少なすぎ、今回の整理対象となった。 他にも特定口座で保有してるファンドはあるのだが、とりあえず今回の整理はここまでとして、しばらくはこれまで通りの積立計画ですすめるつもりだ。 メディアやSNSでは新NISA攻略などの記事をよく目にするが流されないようにしたい。

運用経過 2023

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2023年の運用結果は、+4,395,459円、運用額は21,076,523円(前年比+31.8%)となり、大幅に資産が増加しました。 この1年間の投資は2022年と同様、積立NISAで「eMAXIS Slim 全世界株式」を毎月33,333円、iDeCoで「楽天・全米株式インデックス」を毎月23,000円。それぞれ購入しました。 あいかわらず世界はきな臭いことが起き続け、ロシアのウクライナ侵攻に続き、イスラエルとパレスチナの戦闘も発生、日本の周辺でも緊張感が高まっている様に思えます。 そして国内でも政治と金の問題など、ろくな1年だったにも関わらず、日米共に株値は大きく上がりしました。毎年の事ながら相場の予想はできないものだと改めて思います。 さて話は変わって、来年は新NISA制度が始まります。 証券会社はじめ、ネット上でも頻繁に取り上げられています。 特に1800万円という非課税枠をいかに使い切るかの話題が多いように思います。 私は今まで通り、つみたて投資枠で「eMAXIS Slim 全世界株式」を毎月33,333円(端数は気持ち悪いのでキリのいい額にはするかも)購入を続けようと思います。 1800万円が非課税になるのは確かに魅力的ではありますが、あくまでそれは運用益が出た場合の話。損をする可能性もあるわけで、その場合は非課税もへったくれもありません。非課税枠を使い切る事に固執して投資額を増やすと、私の預金と収入からではリスクを背負いすぎる事になると考えています。 年間40万円の非課税枠だった積立NISAは、自分の身の丈に合っていたようです。 ただし、新規の投資額はそのままでも、特定口座で保有している成績の良くないアクティブファンドを売却し、新NISAの成長投資枠でeMAXIS Slim 全世界株式に移す事は考えています。保有ファンドの整理をして数を減らしつつ、保有コストを下げていこうと考えています。 こういった事もできる新NISAは確かに便利なのですが、今までのNISAのような制度の不便さによるブレーキ役が消え、つい余計な事もしてしまいそうです。振り回されないよう気をつけねばなりません。 気をつけるといえばもう一つ、最近SNSでは株のインデックスファンドはローリスクという意見があります。極端なのになるとオルカンは「貯金」という声もあります。 個人的に、インデック

運用資産が2000万円到達

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 タイトル通り、運用資産が2000万円に到達しました。 本当は先月、8月1日に到達していたのですがここに記録するのをさぼっていました。 運用資産が1000万円に到達したのが2019年11月、そこから4年、投資信託による資産運用を開始してから16年目にしての到達になります。 積立てた投資額は約870万円、含み益は約1160万円となっています。 もちろんこれは、1000万円到達時と同じく、あくまで含み益、瞬間最大風速のようなものです。 さて1000万円に到達するのに12年かかりました。それが2000万円には4年で到達、ちょっと出来過ぎで怖くもあります。 毎回思うのですが、山高ければ谷深し、いいかげん何か起きそうな気がします。といいますか、世界では色々と起きているのですが、株価はなぜ上がってるのでしょう。私にはとんと解りません。 未来の事もわかりませんが、これまで通り積み立て投資を続けて行きます。 私もいい年になってきました。そろそろ着地のイメージもし始めようとも思います。

セゾン投信、中野会長の更迭報道

ゼゾン投信の中野会長の更迭の報が入ってきた。 報道によると、販路拡大を主張する親会社のクレディセゾン会長との路線対立との事である。 セゾン投信は中野さんが立ち上げた時より、長期積立による資産形成を掲げ、ジワリジワリ着実に育ってきた。 近年には自身は会長となり、次代へのバトンタッチへの体制も整っていたにも関わらず、このような事になったという事は、親会社としてはセゾン投信の利益に満足できていなかったという事だろう。 販路拡大しもっと稼げと言う事だ。 私もセゾン投信のファンドを買える手段が少なく、直売にこだわり過ぎではないかと思ってた。 ネット証券で買えるようにすればいいのにと思ってた。 おそらくではあるが、クレディセゾンの方もそう考えていたのではないだろうか。しかし中野会長は、セゾン投信の理念を理解し、共感した上で購入してほしい、その信念を私の想像より大切にされていたのだろう。気軽に買ってくれるなよ。そうでなければ安定した資金流入、とりわけ下落局面において、狼狽売りに巻き込まれる。そんな考えがあったのではないかと推察する。 今後、セゾン投信はどうなるのだろうか。中野さんの理念は守っていくとの事だが、親会社の意向を無視する事はできない。 なんらかの変化はあるはずだ。 セゾン投信に長期積立による資産形成を知ったひとりとして、設定来からの受益者のひとりとして、今回の件は、自身の資産の心配と共に、中野さんの心中を察する。 「セゾン号」よくレポートで使われているフレーズだ。その長距離列車からこのような形で中野さんが下車する事になるとは残念でならない。

運用経過 2022

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2022年の運用結果は前年比-1,219,007円となりました。 マイナスになったのは2018年以来になります。 今年1年間の投資は前年同様、積立NISAで「eMAXIS Slim 全世界株式」を毎月33,333円、iDeCoで「楽天・全米株式インデックス」を毎月23,000円。それぞれ購入しました。 コロナは治まる気配はなく、景気の先行きは不透明。 来年は厳しい年になるかもしれませんが、安く買い続ける機会だと言えます。 毎年のことながら一喜一憂せず、来年もコツコツ積立投資を続ける予定です。

運用経過(2020.3)

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先月に引き続き、コロナウイルスの影響で、運用資産は大幅に下落した。 暴落と判断し、積立を増額した事は 先の通り だが、その他に保有ファンドの整理・統合を行った。 SMT グローバル株式インデックス・オープン SMT 新興国株式インデックス・オープン ニッセイ日経225インデックスファンド eMAXIS 全世界株インデックス eMAXIS 新興国株インデックス これらのファンドを解約し、よりコストの低い、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に乗り換えを行った。今回の暴落時でも、これらのファンドは含み益があり、それなりの税金を支払う事になったのだが、手持ちの資金を足し、税金が差し引かれる前の金額で乗り換えた。暴落前の含み益でこの手法は無理があったのでいい機会だった思う。 さて、単純に保有コストの軽減を目指すなら今回の整理に、セゾン バンガード・グローバルバランスファンドを加えるべきなのだが、これは初めから整理する気はなかった。 セゾン投信は積立による長期投資を教えてくれた存在である。日頃の情報発信や運営も他社が模範とするべき素晴らしいものである。いわば恩人ともいえる存在であって、これを うるなんて とんでもない!ファンドである。 今月の投資 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 33,333円(積立NISA) 楽天全米株式インデックスファンド 23,000円(iDeCo) 農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね 14,000円(特定) eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 963,907円(特定) ※約定日の都合上SMTグローバル株インデックスFのみ残っている。